3大クラウド会計ソフトの基本比較

項目 freee マネーフォワード 弥生
月額料金(最安)2,948円〜3,278円〜2,200円〜
初心者の使いやすさ
会計知識のある人
給与計算・労務◎(人事労務)◎(給与)○(給与計算)
請求書発行
銀行・カード連携数3,500以上2,500以上1,500以上
確定申告対応
API連携豊富豊富標準

※料金は2026年5月時点。最新料金は各社サイトをご確認ください。

各ソフトの特徴と向くユーザー

freee(フリー)

「会計知識ゼロでも使える」がコンセプト。家計簿のような感覚で日々の取引を入力でき、自動で仕訳が生成されます。

向くユーザー:

  • 会計初心者の創業者・1人社長
  • クラウド完結で全てを管理したい
  • 人事労務サービスとのセット利用を検討中

料金プラン(法人):

  • ミニマム:月額2,948円〜
  • ベーシック:月額5,508円〜
  • プロフェッショナル:月額45,980円〜

マネーフォワード クラウド会計

「会計知識のある人にも、初心者にも」のバランス型。複式簿記ベースで正確性が高く、外部サービスとの連携も豊富です。

向くユーザー:

  • 会計の基礎知識がある経営者・経理担当
  • 銀行・クレカ等の連携を最大活用したい
  • マネーフォワード請求書・給与など他サービスとセット利用

料金プラン(法人):

  • スモールビジネス:月額3,278円〜
  • ビジネス:月額4,378円〜
  • IPO準備プラン:月額35,000円〜

弥生(やよい)

長年の会計ソフトの老舗。デスクトップ版の弥生会計を知っている経理担当者にとっては、操作感が馴染みやすいです。

向くユーザー:

  • 従来の弥生会計(デスクトップ版)を使ってきた
  • 顧問税理士が弥生推奨
  • シンプルな機能で十分

料金プラン(法人):

  • セルフプラン:月額2,200円〜
  • ベーシックプラン:月額3,696円〜
  • トータルプラン:月額5,830円〜

選び方の5つのポイント

ポイント1:会計知識レベル

会計初心者で「家計簿感覚で使いたい」ならfreee、複式簿記が理解できる「正確性重視」ならマネーフォワードまたは弥生。

ポイント2:他サービスとの連携

給与計算、請求書発行、勤怠管理、経費精算など、関連サービスを統合したい場合、同シリーズで揃えると効率的です。

ポイント3:顧問税理士の対応

税理士事務所には得意なソフトがあります。顧問税理士と相談して、対応しているソフトを選びましょう。

ポイント4:銀行・カード連携

自社で使っている銀行・カードに対応しているか確認。連携できないと手入力が発生し、効率が大きく落ちます。

ポイント5:インボイス・電帳法対応

2023〜2024年の制度変更により、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応プランが追加されました。対応プランの料金・機能を必ず確認しましょう。

使い分けのパターン

パターン1:freeeで一気通貫

会計、請求書、人事労務、勤怠管理など、freeeで全て統一するパターン。データ連携がシームレスです。創業期スタートアップに人気。

パターン2:マネーフォワードで全体管理

会計、給与、経費、勤怠、契約管理などマネーフォワードクラウドシリーズで揃えるパターン。中堅企業に多いです。

パターン3:弥生+外部サービス

会計は弥生、給与計算や請求書発行は他サービスを併用。個別最適化を重視するパターンです。

導入手順

  1. 無料トライアルで使い心地を試す(各社1ヶ月程度)
  2. 顧問税理士と相談(連携可否確認)
  3. 銀行・カード等の連携テスト
  4. 本契約・初期設定
  5. 過去データの取り込み
  6. 日々の運用開始

移行時の注意点

既存の会計ソフトから移行する場合:

  • 移行は事業年度の切れ目がベスト
  • 過去データ移行は税理士と連携
  • 並行運用期間を1〜2ヶ月設ける
  • 仕訳ルールの再設定が必要

まとめ:「自社に合う」が選定の基準

クラウド会計ソフトは、それぞれに強みと向き不向きがあります。「業界で人気」「価格が安い」だけで選ばず、自社の業務フロー、関連サービスとの連携、顧問税理士との相性を総合的に判断しましょう。

無料トライアルを活用し、実際に1ヶ月使ってみてから決めるのが最も確実な選び方です。一度導入すると変更コストが高いので、初期選定は慎重に進めることをおすすめします。

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よくある質問(FAQ)

クラウド会計ソフトはfreee、マネーフォワード、弥生どれが良いですか?

会計初心者ならfreee、会計知識がある経営者ならマネーフォワードか弥生がおすすめです。最終的には自社の業務フロー、関連サービスとの連携、顧問税理士との相性で選びましょう。

クラウド会計ソフトの月額料金はいくらですか?

最安プランで月額2,200〜3,300円程度。中小企業向けの標準プランで月額4,000〜6,000円が相場です。給与計算や請求書発行などの関連サービスを追加すると、合計月額1万〜2万円になります。

クラウド会計ソフトの導入で失敗しない方法は?

無料トライアル(各社1ヶ月程度)で使い心地を確認し、顧問税理士と相談してから決めることをおすすめします。一度導入すると移行コストが高いため、初期選定が重要です。